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スマイリーからのお知らせ


【お知らせ】8月21日開催「HopeTreeフォーラム2021  がん患者・その子どもにとってのがん教育 ~子どもの力を信じる・引き出す・育む~」

2021年07月12日

 

平素よりスマイリーの活動にご理解とご協力いただきありがとうございます。
今日は有用な勉強会のご案内をさせていただきます。

近年、学校で取り入れ始められた「がん教育」。

がんという病気に偏見を持たないで欲しい、がんという病気を子供たちにも正確に理解をして欲しいという願いを込めて導入が進んでいます。
いっぽうでe-Learningや講習会などで講師の質の底上げが進む一方、授業を受けた子供への配慮が足りず
「今はがんで死なない時代」という講師の言葉に親をがんで失った子供が傷ついた
「がんは生活習慣病です」という講師の言葉に小児がん経験者の子供が傷ついた
「いのちは大切」という言葉にいま生きていること自体が辛い子供が辛い思いをした
がん患者が講師になった際に講師宛に感想文を渡すことになり、その感想文に本音を書いたら担任に書き直しさせられた
がんで親を失ったばかりのため家族が配慮してその日の授業に参加させなかったのに、がん患者講師から手紙が届きその内容に子供がショックを受けた
などという話を支援をしていた家族・ご遺族、ときにはお子さん自身から聴くこともあります。

そうした経験から2019年5月20日にNPO法人HopeTreeフォーラム2019 「がん教育~何を教える 何を学ぶ~」にスピーカーとしてお招きいただき、上記のような患者会に届く声をお伝えさせていただいたところ、賛同する声も多くいただきましたが、実際にがん教育をしている患者さんからは「否定ばかりでは何も進まない」などと私の講義内容にお叱りの声もありました。

HopeTreeはその後、実際の子供の声や保護者の声を調査研究するなど引き続きがん教育について熱心にどうあるべきか取り組んできておられます。
2年と少し経過したところでそうしたことも含めて改めてがん教育について考えるフォーラムが開催されることとなりました。
もちろん私も聴講予定です。
あまりにも人気のフォーラムのため当初の予定のチケットがあっという間になくなったとのことですが追加してくださいました。
がん教育に携わる人だけではなく、お子さんががん教育を受ける予定のがん患者さん、がん教育に興味があるがん患者さんも、よければお早めにお申し込みください。

詳細・お申し込みはこちら
↓↓↓↓↓↓↓
https://hope-tree.jp/event/9165/

HopeTreeは、親ががんになった子ども、そしてその患者さん、ご家族を支援する団体です。「親が病気になっても、子どものたくましい力を育みたい」「病気になって子育てに自信がなくなっている患者さんを支えたい」と、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士、チャイルドライフスペシャリスト、医師、看護師が集まり、2008年8月に設立された団体です。


 


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