オプジーボ プラチナ製剤抵抗性進行・再発卵巣がん第3相試験では有意差出ず
2020年01月31日
小野薬品工業プレスリリースはこちら
https://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n20_0124.pdf
スマイリーにもいつ承認されるのかとお問い合わせが多いオプジーボ (ニボルマブ)ですが、製薬企業から上記のプレスリリースが出ました。
プラチナ抵抗性再発卵巣がん患者さんに対して、オプジーボ を投与し、現在ガイドラインで推奨されているドキシルやジェムザール(ゲムシタビン)と比べて有意差があるかどうかの比較試験で主要評価項目であるOS(全生存期間)において「有意差」が出なかったというものです。
オプジーボ については肺がん等で既に承認されており、ノーベル賞でも話題になりました。
その際には肺がんで奏功した患者さんのコメントなども出されて「いいお薬なのでは」「卵巣がんでも早く承認して欲しい」という声がおしゃべり会でもありました。
なかには自由診療で使ったという患者さんも。
今回有意差が出なかったことでショックを受けられている患者さんもおられるかもしれませんが、じゃあプラチナ抵抗性再発卵巣がんになったときにはどのような治療を受けるのが最善なのか。
今できる治療について引き続き主治医の先生としっかりお話しいただければと思います。