卵巣がん体験者の会スマイリーバナー

ovarian cancer patients support group,SMILEY

スマイリーからのお知らせ


【お知らせ】ドキシルの代替手段となる治療薬の会社に情報提供と安定供給のお願いをしてまいりました

2023年03月15日

 
平素より大変お世話になっております。
3月13日の深夜にドキシルの供給の件をお知らせしてから患者様から不安の声が続々と届いています。

・腫瘍マーカーの微増が続いていて再発しているのではないかと不安です。主治医からは再発していたらドキシルを使うという提案をされていたのですが使えないのでしょうか。
・抗がん剤ドキシルを承認してもらうための署名活動に参加しました。卵巣がん進行期であったため最初は常に頭にあります。今は腫瘍マーカーが落ち着いていますが再発したらどうなるのだろうと不安で仕方ありません。1日も早くドキシルを必要な患者が使えるようにしてください。
・現在ドキシルで治療中です。腫瘍マーカーがジワジワですが下がってきています。私は治療を続けられるのでしょうか。

昨日は電話相談(7件/12件中)メール相談(10件/11件中)がドキシルに関する相談でした。

これまで1日の相談で一番多かった日で14件(ほぼ全部メール)、多い日で8件、少ないと3件くらいのペースで相談を受けているので昨日の23件がどれほど多いかは察していただけるかと思うし、それだけ薬の安定供給できない状況が患者さんを不安にさせるのだなぁと痛感しております。

先日のお知らせにもあるように、ドキシルと同様の効果が期待される治療薬がございます。

今日はそれらを製造販売している製薬企業1社1社にドキシルの安定供給が現在できていないこと、その企業が製造販売している医薬品が代替手段であることをご連絡して
1)卵巣がん患者の治療薬が欠品しないようお願いしたいこと
2)医療社に対して適切な情報提供をお願いしたいこと
をお願いしてまわっています。

アポイントがとれたところは始発の新幹線にのり足を運んでお願いしています。
担当者がわからない企業については問い合わせ窓口の人にお電話をして部署にお電話を繋いでいただいたりして担当者に直接話したり、問い合わせ窓口の方から伝えていただき必要であれば折り返し連絡をいただいたりしています。
できるだけ東京に戻ってからもまわれるところは回りたいと思います。

ドキシルの代替となる治療で繋いで安定供給を待つために全力を注ぎます。

私にはこんなことしかできません・・・・。
でもなんとか患者さんが最善の治療を受けられるよう行動をしてまいります。

 


お知らせ

HOME | お知らせ | 20230315111721