【お知らせ】クラウドファウンディング「卵巣がん:診断と治療を支えたい!AIを用いた新規予測システムの開発」ご紹介
平素より大変お世話になっております。
いつもスマイリーの活動にご理解とご協力いただきありがとうございます。
スマイリーの片木です。
今日は「卵巣がん:診断と治療を支えたい!AIを用いた新規予測システムの開発」のクラウドファンディングのお知らせです。
このクラウドファンディングは広島大学産婦人科 古宇家正先生が呼びかけを行なっているチャレンジです。
クラウドファンティングの呼びかけは下記リングから確認くださいね。
https://readyfor.jp/projects/ransouganaisystem
スマイリーではクラウドファンディングのお知らせをする際には、片木・事務局・アドバイザリーの合意のもとお知らせをしています。
なぜかというと「自分達が良いと思わないものを紹介するのは詐欺だよね」という理解のもとです。
他の患者会のイベントについても自分達が参加したいと思わないものについては紹介をしないスタンスです。
今回、クラウドファンディングのサイトをみていただいてもわかるとおり、昭和生まれのおばちゃんにはよくわからないAIなどの言葉が出てきて、「卵巣がん治療がよくなるためのものだというのはなんとなくわかるけど一体何を開発しているの?」と???が飛び交いました。
自分が想像しているものが果たして広島大学産婦人科などが開発しようとしているものなのか????
ということで、たいへん不躾ながら古宇家正先生にいくつかの質問をさせていただきました。
そしたら秒で返事が帰ってきて(しかもめちゃくちゃ丁寧な解説つき)、真剣に取り組まれていることがわかりました。
質問をしてわかったのは、この開発しているAIは「医師の診断を助ける(補助する)ためのAI」なのです。
卵巣がん患者さんは、みなさんそれぞれ体つきや顔つきが違うように、がんについても組織型やステージが同じでも抗がん剤の効きが違ったり予後が違ったりしますよね。もちろん医師はガイドラインを指針として参考にはしますが、やはり本当にこの治療でいいのかなど医師も提案するのに悩むこともあるかと思います。
そうしたときに、同意を得たさまざまな患者さんの情報(画像や治療経過など)をAIに学ばせ補助をしてくれたら・・・より良い診断と患者さんの治療につながるのではないかというツールのようです。
このクラウドファンディングのページを見て、当会のアドバイザリーが一番心配したのが「治りにくいがんとAIが判断したら医師に見捨てられるのでは?」ということでした。そこは先生に直球で質問させていただいて「AIが診断するのではなくあくまでも補助で患者さんの診断をするのは医師」「医師は患者さんに寄り添う」という思いを伺い紹介をすることにしました。
以上がクラウドファンディングをご紹介するにあたってのスマイリーの考えです。
なお、みなさまがクラウドファンディングに協力するかどうかは、その紹介ページをよく読み、皆様のできる範囲で、納得のもとご判断ください。
https://readyfor.jp/projects/ransouganaisystem