【御礼】世界卵巣がんデー300万のPowerflVoicesが集まりました
5月8日は世界卵巣がんデーでした。
わたしたちスマイリーは2013年の第一回世界卵巣がんデーから活動に賛同して参加し、世界卵巣がん連合にも日本で唯一加盟している患者会です。
半年ほど前から世界卵巣がん連合からの方針などの説明、事前にはコロナウィルスの問題も含め「本当に卵巣がんの啓発をすべきか」も含め何度もオンラインで話し合いを続けてきました。
確かにコロナウイルスは世界が抱える共通の問題であるとともに、それで体調の変化に気がついていても受診を控えたりすることで卵巣がんが進行しては本末転倒なのではないか・・・各国の思いを話し合うことで一つにしていきました。
(私はほとんど話せないので事務局から事前に資料をいただいたものを翻訳して準備しておいたり、当日はパソコン2台用意し1台のパソコンで自分がいいたいことを英語翻訳ソフトに入力して伝えるなど工夫しました。当日どうしても言語として言えなかったことはメールで伝えたりしました。)
私たちスマイリーが活動を開始してからも多くの緊急事態がありました。
東日本大震災、熊本の大震災、岡山や広島の豪雨災害、関西の台風被害・・・・特に東日本や熊本に関しては医療施設が被害を受けた当事者であったという例もあり、患者さんをどこに移送するのか、どの程度なら治療を延期できるのか、卵巣がんでも希少な組織型の場合はどこにその治療の経験をした先生がいるかなど多くの情報収集、情報交換をして、「いま、そのひとにとって最善の治療を」と患者会として対応してきたつもりです。
どんな状況においてもその人が病にあるときそのときのできる範囲で最善を・・・
そのためにも多くの女性に卵巣がんという病気があることをまず知ってもらおう。
特に、去年世界卵巣がん連合が実施した卵巣がんクイズでは子宮頸がんの塗抹検査(細胞をとって調べる検査)で卵巣がんが見つかると誤解している女性がおおかったことからも、私たちは情報を伝えることを継続することにしました。
昨年、世界卵巣がんデーに何らかの形で賛同してくれた方は100万人でした。
今年は200万人を目指すと聞いた時、正直、無理だろうと思いました。
コロナのことで不安でいっぱいなのに・・・
でも結果は300万を超えました。
日本からも多くの賛同者がいたことを聞いています。
私たちはこのことからも卵巣がんについての情報発信の必要を感じ年間を通して行っていくことが大切であるという思いを強め、今後も可能な形での活動を続けてまいります。
また昨年に引き続き大阪の薬局でも卵巣がんの啓発をしていただきました。
そのニュースをリンクしておきます。
ありがとうございました
https://semba.keizai.biz/headline/1404/