Last updated 2021-06-04 更新者:片木美穂

研究は終了しました。記録のため一定期間ページは置いてありますが募集は終了しています。ご協力ありがとうございました。
卵巣がん体験者の会スマイリーでは卵巣がんの治療や、患者さんの生活の質の向上のため医療従事者のみなさん、学生のみなさんの研究に積極的に協力しています。
今回、大石真帆さん(浜松医科大学総合人間科学講座法学)から研究協力のお願いがありました。
下記を読んでいただきご条件に合致する方には協力いただけましたら幸いです。

研究協力のお願い

私は浜松医科大学にて患者さんへのインフォームドコンセント(十分な情報を得られた上での医師と患者との合意)のあり方について研究しています。
1年生のときにスマイリーのおしゃべり会に参加した際、「がん告知時の記憶がない」「告知をされてから頭が真っ白になりその後のことが思い出せない」という患者さんの声を聞きました。もし、このような状況が多くの患者さんで起こっていれば、告知後の医師の説明は患者さんに届いておらず、適切なインフォームドコンセントが行われていない可能性があります。
「がん告知」という強いストレスが、患者さんの記憶の想起を抑制しているかどうかは、まだ分かっていません。本研究では、患者さんにインタビュー(zoomアプリを用いたオンラインでのインタビュー)を行い、がん告知が患者さんに与える影響を調査します。この調査を通して、 患者さんが適切なインフォームドコンセントを受けられる世の中にしたいと思っております。
ぜひみなさんの声をお聞かせください。
ご協力よろしくお願いいたします。
 

【研究テーマ】

がん告知に伴って生じる解離性健忘に関する調査
 

【対象】

過去に卵巣がんと診断され、がん告知を受けた方
(年齢は問いません。幅広い年代の方にご参加いただきたいです)
 

【方法】

Zoomアプリを用いたオンラインでのインタビュー
時間:60分程度
回数:1回
インタビューではがん告知時の気持ち、記憶、がん告知をきっかけに生じた日常生活への変化などをお聞きします。
過去の辛い記憶を思い出させてしまう可能性があります。話したくないことをお話しいただく必要はありません。また、インタビュー調査の途中で気分が悪くなりましたら中断することも可能です。
 

提供していただいた情報について】

 インタビューでお話しいただいた内容は医学雑誌や学会などで発表しますが、個人の情報が特定されることは一切ありません。
 


【連絡先】
〒431-3192
松市東区半田山一丁目 20 番 1 号
浜松医科大学総合人間科学講座法学 

担当者:大石真帆 
E-mail: husm.hougaku@gmail.com
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