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ovarian cancer patients support group,SMILEY

スマイリーからのお知らせ


読売新聞の取材を受けました。

2018年10月11日

 

オプジーボ®️(ニボルマブ)について、読売新聞から取材を受けました。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20181010-OYTET50041/
お時間のあるときに読んでください。
 
最後の方に、医療者との良い関係を作って欲しいということをお願いした件ですが、
患者さんから当会にご相談があるそのうち8割は、「主治医としっかりお話ししてみてはどうですか?」「主治医に尋ねられましたか?」といったことを確認するような相談になっています。
ただ、それは患者さんが悪いというわけではありません。
「不安に思ったことをなかなか言語化できない(どう伝えていいかわからない)」
「主治医が忙しそうでこんな質問をしたら失礼かなと思って聞けない」
「過去に主治医に質問をしたら嫌な対応をされ、この病院を追い出されたら他の病院に行くには距離があり難しいので主治医の気分を害したくない」
「患者会に聞いてから主治医に確認しようかと思った」
などどなたにも理由はあります。
 
卵巣がんは比較的「初発の治療」「プラチナ感受性再発時の治療」「プラチナ抵抗性再発時の治療」が確立しているがんであり、この場合はこの治療という悩みは少ないがんかもしれませんが、それでも患者さん個人個人には前治療の副作用がどうだったか、はたまた仕事をしたり介護や子育てがあったりで入院は極力避けたいなど個々の事情が存在するのも確かです。

また新しい薬や承認されていない治療(治験中であったり)(他のがんの薬だったり)(はたまたインチキであったり)になればなおのこと「今の治療に比べてどうなのかな」と気持ちが揺さぶられたりするのは当然だと思います。

そしてなによりも、どの患者さんも病気が寛解しそのまま継続できればと願いますが、治療に苦慮したりすると治療の選択肢がどんどん減ったり、自分はこれからどうしたいのか・どうするのかなど考え、治療においても意思表示もしなければならないことも増えてくると思います。
そのためには、「主治医との信頼関係」があるに越したことがないのです。
 
ただ信頼関係は1日2日で築けるものではないことはみなさんわかると思います。
また私たち患者にとっては「たった一人の主治医」であっても主治医には毎日外来で出会う患者さん、入院中の患者さん・・・たくさんの患者さんがいて、「あなたはそのうちのひとり」です。
 
もちろん、婦人科の先生は数が少なく、また病院によってはお産と兼ねていて、いつ起きるかわからない出産や流産などのお産のトラブルなどで追われている主治医であったりして落ち着いて話せそうにない場合もないのだなと最近相談を受けていて思います。

また東京など首都圏では転院という決断はしやすくても、地方ではその病院意外となると100キロ雪道を車で移動なんて話になる場合もありますから転院が難しいこともわかります。
だから「気分を害さない配慮」を患者がして何もいえない・・・なんてこともわからないのではないのです。
 
でも、私たちは「私たちのいのちにかかわる病気」になり、そして毎日不安と向き合い、時に涙しながらも毎日を必死に過ごしています。
だからこそ主治医と話をしてリスクとベネフィットを確認し「合意の上で治療」をできたらいいのになと思うのです。
 
ただ、婦人科は内診があったりお話しする時間が取りにくい診療科でもあります。
だから、質問したことについては書き出して、どうしても確認したいことを3つまでとかコンパクトに質問することなどの配慮は大切かと思います。
また、先生も人間です。当たり前の話ですが人格を否定するようなことをいったりしないことも大切です。
もちろん、どうしてもうまくいかないこともあると思います。

その時はセカンドオピニオンなど利用し、外部の先生にご助言もいただきながら病と向き合って行くことも必要だと思います。
そういう意味での最後のコメントでした。


 


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