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スマイリー代表のつぶやき


一般社団法人日本禁煙学会への要望とその後について

2018年09月05日

昨日卵巣がん体験者の会スマイリーが一般社団法人日本禁煙学会に対し送った要望書の件で、バズフィードの取材を受けました。
記事はこちらになります。
要望書はこちらになります。
http://ransougan.e-ryouiku.net/letter/20180904092011.html
みなさんは、バズフィードの記事を読んでどう思われましたか?
ぜひみなさんの思いとともにバズフィードの記事をTwitterやfacebookでシェアしていただきたいと願います。

卵巣がん体験者の会スマイリー代表片木のブログ

 

 
日本禁煙学会は
「さくらさんがたばこだけで乳がんになったとは断定していない。可能性があるということを言っている」
として診断もしたわけではないのに、可能性があるというだけで、亡くなった署名人を啓発に使ったことをインタビューで答えています。
100歩譲って、ご本人が喫煙を後悔され「自分を啓発に使って欲しい」と望まれたのであればまだしも、そういう意思表明もない個人を過去の著作物に喫煙していたことを書いていたからというだけでこのように晒す学会を皆さんはどう思いますか?
 
禁煙は多くの人にとって健康上大切なことだと私は理解はしています。
禁煙する人が増えて欲しいし受動喫煙の場が減ることを心から望んでいます。
 
ただしその大切さをしってもらうために、学会としての大義を貫くため、一人の著名人を晒し者のようにする学会の姿勢は私は残念で仕方ありません。
個人の名誉を、がんになられた一人の人を大切にできない学会に多くの人を大切にその健康を守ることができるのでしょうか。
このような極端な啓発方法は宗教的であり、反発しか生まれないと私は思います。
 
先ほど学会のホームページをみたら、やっと著名人のことを書いた部分が消えました。
 
『目の前の人を大切にできない組織に人の命を救う大義なんてない。』
 
それは医療にとって大切なことだと思うのです。
新薬の開発をし多くの命を助けたい。
その大義のために治験に協力してくれる患者さんをモルモットにしていいのでしょうか?

そうじゃないですよね、治験に協力してくださる方には、研究の意義、目的、方法、リスクなどを十分な説明をした上での自発的な同意をしてもらうなどし、予期せぬ副作用から患者さんを守る安全対策も施設側に求められた上で治験が行われます。
目の前の患者さんの権利を守り(治験参加を拒否することもできるし、拒否をした場合は従来受けるべきだった治療が受けられる)、患者さんを尊重するからこそ新薬の信頼も担保されるのだと思います(強制参加だったらむしろ治験に良い結果が出そうな都合の良い患者だけが選ばれるわけですから)。
ちょっとややこしい例えになってしまってすみません。
 
卵巣がんの小さな患者会にできることなんて本当に小さなことですがこれからもできる発信を続けて参りたいとおもいます。
声を拾ってくださったバズフィードに心から感謝します。

 


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